いつものエクセルシオールで
スペシャルティを淹れてもらいながらボケッとしてたら
ガラス扉の向こうから現れたのは
営業先の帰りに寄り道をする前職の後輩たちだった
思いがけない再会はまさに”星の時間”
星の時間というのは
「モモ」でマイスターホラが持っている時計が刻む瞬間のこと
それはね、あらゆる物質も生物も、はるか天空のかなたの星々にいたるまで、まったく1回きりしか起こりえないようなやり方で、たがいに働き合うような瞬間のことだ。そういうときには、あとにもさきにもありえないような事態が起こることになるんだよ。だがざんねんながら、人間はたいていその瞬間を利用することを知らない。だから星の時間は気がつかれないままに過ぎさってしまうことが多いのだ。けれども気がつく人がだれかいれば、そういうときには世の中に大きなことが起こるのだ。
―『モモ―時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語 』(ミヒャエル・エンデ,大島かおり訳,1764)
―『モモ―時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語 』(ミヒャエル・エンデ,大島かおり訳,1764)
とてつもなくすごいことではないかもしれないけど
滅多にないこと。
お互いの話もして、他のみんなの話も聞けて、とても嬉しかった。
お互いの話もして、他のみんなの話も聞けて、とても嬉しかった。
「星の時間は気が付かれないままに過ぎ去ってしまうことが多い」
だから星の時間なのだろうけど
日々の出来事は意のままにならないことばかりのように見えるけど
自分以外の意図による動きでさえも使いこなした者のみが
次にコマを進めることができるのが今の世の中で
だから予定通りに物事が進まないことを愉しみ
星の時間でさえ利用するつもりで
白刃も花も踏み越えていかないと
何をどうあがいても私は一人しかいないし
一人でできることは限られているのだ
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